ZHUOWARE

ZHUOの生み出すアヤシイかれこれ=zhuowareをあなたに…

Vocaloidファイルから口パク用情報を取り出すツール:Rev 0.20

Vocaloid2が人気である.
Vocaloid2のファイルから,リップシンク,いわゆる口パクのためのデータを取り出してみようと考えた.
ここ2,3日調べて,とりあえず,Vocaloid2のファイル(拡張子vsq)から,時刻と音素(と,付加情報としてdynamicsと音名)とを書き出すツールを作った.

DTMマガジン11月号のDVDに入っているMiku.vsq をこのツールで分析すると,次のような形式のテキストファイルを出力する.

***(Miku)***
4.333 beg ど d o 95 69 A 3
4.667 end
4.667 beg こ k o 73 68 G# 3
5.000 end
5.000 beg か k a 78 69 A 3
5.167 end
5.167 beg あ a 64 69 A 3
5.333 end
5.333 beg の n o 54 66 F# 3
6.000 end
(以下略)
各列の時刻(sec),発音の開始か終了か,文字,発音記号,dynamics,ノート番号,ノート番号の音名表記,である.それらがTABで区切ってある…のだが,このblogではTABを落としてくれるので,ここではみやすさのため代わりに全角スペースを入れてある.

このバージョン(02)から,3Dアニメーションツール用のモーションデータを出すように改良したいのだが,モーションファイルのフォーマットの知識がない.ご協力いただける方がおられましたら,リンクから,zhuoware backyard (http://www.geocities.jp/zhuoware/)にお越しいただければ幸いです.